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パソコンのブラウザに保存させたパスワードを見る・変更する・削除する

パソコンサポート

記事公開時と比べ、現在はかなり仕様が変わっています。
このため、現在改訂作業を進めています。
改訂が終わりましたら、全体を差し替えます。
(2023/8 追記)

パソコンやスマホのブラウザーには、ID/パスワードを保存する機能がついています。

ログイン画面で「ログイン」を押した後、「このパスワードを保存する」とか表示される、あれですね。

このとき、まちがった情報が保存されていたり、重複していくつも保存されていると、うまくログインできないことがあります。

また、Google Chromeにはパスワード自動生成機能があり、会員登録の時などは、自動的におすすめのパスワードが入ることがありますが、
あとからそのパスワードを確認することが必要になったら、どうしたらいいでしょう。

この記事では、こんなとき必要な、「パスワードを確認する方法」をご紹介します。
ブラウザ別に

  • Google Chrome
  • Edge
  • Internet Explorer

について説明します。

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ブラウザに保存されているパスワードを確認・削除する方法

Google Chromeに記憶されているパスワードを確認する方法

(1) Chrome右上のメニューを開く

Chromeの右上にある「三点メニューボタン」

(2) 「設定」をクリック

Google Chromeメニューの「設定」

(3) 「パスワード」をクリック

Google Chrome設定画面内の「パスワード」

(4) パスワード右の目玉のマークをクリック

Google Chrome パスワード一覧画面 パスワードが伏字で表示されている右にある目玉のマークをクリック

(5) Windowsのログインユーザー名・パスワードを入力

ここで、目玉のマークを押しただけではパスワードは見られません。現在使っているWindowsのログインユーザー名・パスワードによる認証が求められます。

Google Chrome パスワードを表示しようとするとWindowsのログインを求められる

Windowsを起動して、サインインするときに入れているやつです。GoogleアカウントのID/パスワードではないことに注意。
パソコンをPINコードでサインインしている場合は、ここでもPINコードのみで認証できます。

Google Chrome パスワード開示の際の認証がPINコードになっている例

(6) パスワードが表示される

この認証が成功すると、パスワードそのものが表示されます。下記の画像では、モザイクをかけていますが、ちゃんとパスワードそのものが表示され、コピーすることもできます。

Google Chrome パスワードが表示されている画面

パスワードをクリックすると青くなり、右クリック→コピー、またはCtrl+Cでコピーできます。長いパスワードの場合は、この表示欄に入り切っていませんので、メモ帳など他のアプリに貼り付けて確認する必要があります。

(7) 編集はできず、削除のみ可能

Google Chromeのパスワード管理画面には、保存されたパスワードを変更する機能はありません。削除ができるのみです。パスワード右のメニューボタンから削除できます。

Google Chrome パスワード右にあるメニューボタン

つまり、「削除して、再度、そのページでログインして【保存】してください」ということですね。

Edgeに記憶されているパスワードを削除する方法

Edgeの場合は、Edge上からの操作ではパスワードそのものを表示することができません。

Edge上からは、パスワードの削除のみができます。削除して、再度正しいパスワードを保存させれば、通常は事足りる、というわけです。

(1) Edge右上のメニュー→設定とクリック

Edge右上のメニュー→設定とクリック

(2) 「パスワード&オートフィル」をクリック

Edgeメニュー内にある「パスワード&オートフィル」をクリック

(3) 「パスワードの管理」をクリック

Edge 「パスワードの管理」をクリック

(4) サイトの一覧が表示され、削除のみできる

サイトの一覧が表示され、削除のみできる

(5) 実際にパスワードを表示するのはコントロールパネルから

実際にパスワードそのものを見て確認するには、コントロールパネルを開く必要があります。次の項目で解説します。

パスワードを表示するには、[コントロール パネル] > [ユーザー アカウント] > [Web 資格情報の管理]に移動します、と表示されている

Edgeに記憶されているパスワードを実際に見て確認する方法

Edgeに記憶させたパスワードを、削除するのみでなく、実際に見て確認したい場合の方法です。

(1) Cortanaの「ここに入力して検索」に「コントロール」と入力し、コントロールパネルを開く

Windows 10の画面左下にある「ここに入力して検索」に、「コントロール」と入力します。

Windows 10の画面左下にある「ここに入力して検索」
Cortanaの「ここに入力して検索」に「コントロール」と入力し、コントロールパネルを開く

(2) 「ユーザーアカウント」→「Web 資格情報の管理」とたどる

コントロールパネルが開いたら、次のようにたどります。

コントロールパネル内の「ユーザーアカウント」
コントロールパネルの「Web資格情報の管理」

もしも、コントロールパネルの表示がこの通りでない方は、右上の検索窓に直接「Web資格」と入力すると、ダイレクトに目的の場所をみつけることができます。

(3) パスワード保存済みサイトのリストが表示される

以上の手順で、パスワード保存済みサイトのリストが表示されます。しかし、ここではまだパスワードそのものは表示されません。

コントロールパネル内に、パスワード保存済みサイトのリストが表示される

(4) パスワードが見たいサイトの部分をクリックする

このリスト内で、パスワードが見たいサイトのところにマウスをのせると青くなるので、そこでクリックします。

パスワードが見たいサイトの部分をクリックする
パスワードが見たいサイトの部分をクリックする

(5) パスワード詳細の画面で「表示」をクリック

すると、詳細画面が開きますので、下図の位置の「表示」をクリックします。

パスワード詳細の画面で「表示」をクリック

(6) Windowsのログインパスワードで認証

Google Chromeのときと同じ、Windowsのログインパスワードでの認証画面が出ますので、認証します。

入力するのは、パソコンを起動してサインインするときのIDとパスワードです。

(7) パスワードが表示される

これでやっと、パスワードそのものが表示されます。変更はできず、確認・コピー・削除のみ可能です。

Internet Explorerに記憶されているパスワードを確認・削除する方法

最後に、Internet Explorerでの方法です。

Internet Explorerは、セキュリティ上の仕様に問題があり、Microsoftからすでに法人向けに「Internet Explorerを使わないように」という勧告が出されています。操作が変わるのは大変ですが、できるだけはやく、他のブラウザに乗り換えて下さい。

(1) 右上の歯車→インターネットオプション とクリック

Internet Explorer右上の歯車→インターネットオプション とクリック

(2) 「コンテンツ」タブに移動

「コンテンツ」タブに移動

(3) オートコンプリートの項目の「設定」をクリック

オートコンプリートの項目の「設定」をクリック

(4) 「パスワードの管理」をクリック

(5) 「資格情報マネージャー」内でパスワードを確認・変更

以上の操作をすると、いきなり「資格情報マネージャー」が開きます。

上のEdgeの項目で、この先の操作は詳しく説明していますのでご覧ください。

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